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授業紹介/Corporate Communication

この授業では、色々な場面に応じて、他者をいかに説得するかという手法について学ぶ。
目的としては、会社の経営者として問題に直面した際に、いかに従業員や株主などを説得し、自分の目指す方向に組織を動かすか、ということを実践する。

課題としては、1タームの間に最低3回のスピーチをみんなの前で実施するというものだが、適当にスピーチをするのではなく、その都度、手法を変えてスピーチする必要がある。

スピーチの手法としては、
①論理的なスピーチ (論理に訴える)
②写実的なスピーチ (聞き手に、その場面の情景を思わせる)
③物語調のスピーチ (感情に訴える)
などの色々な種類があり、状況に応じて使い分ける必要がある。

1年生の際は、聞き手を説得するというよりは笑わせるというスピーチになったので、この授業を通じてシリアスなスピーチに挑戦したい。

と思って、早速一回目のスピーチ(少子化について)をかなり真面目に考えて実施した。
が、途中でなぜか会場に笑いが。。
色々な情景を呼び起こし、「少子化が続くと将来が無い」ということを感じさせることには成功したが、「MBA生が率先して、卒業してすぐに子供をたくさん生もう!」という解決策が面白かったらしい。。

スピーチ終了後、内容とか体の動かし方、声の出し方など至る点について、教授や生徒からかなり細かいアドバイスをもらい、終了。
次回こそは、よりシリアスなスピーチを成功させたい。

# by tazajun | 2009-10-08 22:53 | MBA  

Red Bull Air Race

10月3日(土)、4日(日)とバルセロナのビーチでRed Bull Air Raceが開催された。
このレースについて全く知らなかったのだが、クラスメートのkenさんが教えてくれて、一緒に観戦へ。
空のF1と言われるほどエクサイティングなレースかつ、今期のチャンピオンが決定するレースということもあり、世界各国からの観客は100万人を超えたとのこと!

Red Bull Air Race_e0159112_712350.jpg


これも知らなかったのだが、日本から室屋義秀パイロットが今期から参戦していることもあり、日本からスカパーの取材陣も来ていた。
勢いに押されインタビューされ、何も分からないまま夫婦一緒に「ムーチョ!むろや!!」と応援させられていた。。恥ずかしい姿が放映されないことを祈るのみ。。

さてこのレースだが、世界中の空軍パイロットや飛行機のトップパイロットが、戦闘機を改造したような飛行機にのり、下記の様な数ヶ所のポールをすり抜け、その時間を競うというもの。
目の前の海上をマッハの速度で戦闘機のような飛行機が飛び交うので、迫力満点!エンジンの轟音や白煙も、そのままの臨場感で飛び込んでくる!
こんな感じで飛行機がポールを通過して、時には急上昇して、時には急降下していく。

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競技の間も観客を飽きさせないよう、航空ショーなど様々なイベントが。
複数の航空機による乱舞は、まさに紙一重のタイミングで、観客の目の前で正面衝突するかというくらいの白熱のしたもの。
一時も目が話せなかった。

Red Bull Air Race_e0159112_7132110.jpg


今回のレースでは、新人の室屋パイロットが堂々の6位入賞!
一気に大ファンになったので、これからも追いかけていきたい。

- 室屋パイロットのHP(むちゃくちゃかっこいいので、見てください)
 WWW.YOSHI-MUROYA.JP

- Air Raceのプロモーションビデオ

# by tazajun | 2009-10-06 07:13 | バルセロナ  

ワインの聖地ボルドー②

ボルドー2日目は、午前にマーケットなどを散策した後、午後にボルドー市主催のワイナリーガイドに参加。
夏場は毎日開催しており、一人30ユーロでワイナリーを2つ(通常は赤と白の1件ずつ)を訪問する。
この季節は収穫期ということもあり、訪問を断っているワイナリーも多い中、ボルドーから南に下ったSauternes(ソーテルヌ地区)のChateau De Myrat(貴腐ワイン)とCraves(クラーヴ地区)のChateau Plantat(赤・白両方)を訪問した。
どちらも、地元密着の中小シャトーという感じで、シャトーのオーナーが葡萄の作付けから、収穫・醸造・樽詰め・出荷に至るまで、じっくりと説明してくれた。

ワインの聖地ボルドー②_e0159112_1919197.jpg


その後は、ゆっくり試飲会!
この為に運転しなくて良いように、ツアーに参加したのだ!
Plantatのワインは普通というか、どちらかというとミディアムボディーであまり好みではなかったが、Myratの貴腐ワインはおいしかった。
普段貴腐ワインを飲むことが無く、新鮮に感じたということもあるが、じっくり手間暇をかけて情熱をかけて一本一本製造しているというオーナーの説明もあって、よりおいしく感じたのかもしれない。
その後、貴腐ワイン最高峰のChateau D’Yquem(シャトー イケム)などの名門シャトーの横を通り過ぎながら、ボルドーへの帰路についた。

3日目は、車でジロンド河を北上し、五大シャトーの多くが点在するPauillac(ポイヤック地区)へ。
数日前に見学を申し込んだのだが、収穫時期ということと、申し込み時期が遅いということで見学は断られたが、ワイナリーの様子だけでも見れれば、ということでドライブも兼ねて訪問。
こちらでは、Chateau Lafite-Rothschild(ラフィット ロートシルト)と、Chateau Latour(ラトゥール)へ。
特にLatourは、大学時代、ワイン好きのお坊さんの友達が無理して買ってきて、一緒に飲んだ最初の高級ワインということで思い入れがあったので、その産地に訪問できるだけでも、大きな感動を覚えた。

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その後は南下し、Chateau Lagrange(ラグランジェ:かつて名門で一時期凋落したが、サントリーが買収し復活させたことで有名)を要するSt-Julien(サン・ジュリアン)地区、そして五大シャトーの一つのChateau Margaux(マルゴー)が所在するMargaux(マルゴー地区)を訪問し、帰ってきた。

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今回は、運転しているということと、学生で余裕が無いため、超高級ワインは飲めなかったが、近年のビンテージである2005年のボルドーワインを数本購入し、帰ってきた。
ワインの味は空けるまで分からないが、きっと美味に違いない!と期待だけを膨らませつつ、おいしく飲める機会を虎視眈々と待つ日々を過ごしている。

# by tazajun | 2009-10-04 19:21 | 旅行  

ワインの聖地ボルドー①

2年目が始まった最初の週だが、いきなり木・金曜日と祝日で4連休!
9月後半の収穫期ということで、ワインの聖地ボルドーへ行くことにした。
レンタカーを借り、バルセロナからピレネー山脈を超え南仏に入り、そこから西に向かってひたすら走り続けること計6時間(600キロ)でボルドーに到着。
まず驚いたのは、その街の美しさ。
正直に言って、ワイン産地のちょっとした田舎町かと思っていたが、河沿いに立ち並ぶ洗練された建物たち。

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町中のほとんど全ての建物が同じ高さ(5階建て位)で揃っており、本当に整然とした雰囲気を醸し出している。昔はイギリス領だった時代もあるとのことで、イギリスとフランスの双方の文化が、それぞれを主張しながらもきれいに融合されていた。
さらに、今年2009年に街全体が世界遺産に登録されたこともあり、現代の文化もスパイスとして加えられている。
その代表として、河沿いの一角のライトアップ。夜景といえば、ニューヨークとかの大都市の高層ビルが連想されるが、それとは趣が全く異なるが、本当に美しい夜景だった。

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ワインが飲めない人も、街の趣だけで十分に酔えるので、訪問してみては?

# by tazajun | 2009-09-29 07:25 | 旅行  

2年目スタート!

3ヶ月超に亘る長い夏休みも終わり、新学期がスタート。
気がつけばもう2年生になっていて、卒業式が2010年の5月7日に決まったらしいので、学生生活も残り8ヶ月になってしまった。。
久しぶりに会う同級生たちは、それぞれの夏休みを満喫したようで、バルセロナにいて最高の夏を堪能したという超羨ましい奴から、そのバルセロナにいたにも関わらずインターンでこき使われ、1度も海にいけなかったかわいそうな奴から、別の都市で新しい仕事にチャレンジする奴など、充実したオーラを感じさせた。
しかし、ほぼ毎日朝6時30分出社で、夜11時過ぎまで働いた私の話には、一様に「クレージー」「ジャパニーズサムライ」といったような微妙な反応が返ってきた。。(個人的には、結構充実したと思っているんですがね。。)

夜は、学校主催のWelcome(1年目と交換留学生)&Welcomeback(2年生)のパーティーが開かれた。

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世界遺産でもあるカタルーニャ音楽堂を貸切り、1時間超のオペラを鑑賞!こんなイベントがあると、欧州のMBAならではと思うし、その中でも「さすがIESE!」という気分にさせてくれる。
音楽鑑賞後は、カバ(スペインのシャンパン)レセプションで同級生との再会を祝い、その後、小グループでメキシコ料理に行ってきた。

さて、新学期の科目は以下の通り。2年次からはすべて選択科目となっている。

Advanced Investment (金融マーケットにおける投資理論)
Merger & Acquisition(M&A全般)
Corporate Communication(会社経営の為のコミュニケーション。スピーチなどの練習)
Changes in Career and Organization(人事施策など全般)
Managerial Decision Models (確率論とか数量的な手法で、合理的な意思決定を考察)
Management in the Service Sector (サービス業におけるオペレーション構築)

上記の科目を選択した狙いは以下の通り。
・得意の金融では、知識取得よりもメンバーをリードする経験を積む。
・大勢の前でのスピーチ・プレゼンなどの回数を増やす。
・論理的に意思決定でき、その決定を人々に納得してもらう訓練をする。

夏の経験も活かしながら、楽しく・忙しく頑張っていこう!

# by tazajun | 2009-09-22 18:02 | MBA